養育費
養育費に関するトラブルの多くは、最初の数回(数年、数ヶ月)は約束どおり支払ってもらえたが、その後は不払いになってしまった・・・というケースで、約束どおりに支払われたのは2割程度という調査結果もあるほどです。
不払いが発生する理由は、子どもと一緒に住んでいないので、扶養しているという意識がだんだんと薄れていく。
また、再婚したことにより経済的に苦しくなった・・・などが主な理由です。
調停や審判で養育費の支払いを決められた場合の不払いは、家庭裁判所から相手に対して「履行勧告」を行ってもらうことができます。
給料の差し押さえなどの強制執行を行うことも、最近は増えつつあるようです。
また、面接交渉を認めていないケースでは、子供に会わせて情に訴えることが有効だという調査結果もあるようなので、面接交渉を認めることも不払いを防ぐ手段になります。
ただし、面接交渉はデリケートな面もありますので、慎重に考えましょう。
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